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1999 YOGY
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■和太鼓奏者の林田ひろゆき氏よりメールを頂いたので紹介します。 |
「担ぎ桶の演奏で指が痛い」ということに関して どの指が痛いかも気になります。 それによって正しいのか誤っているのかが判断できるからです。 まず、右利き左利きに関係なく、右用のレギュラースタンスで演奏される方を基本として言うと、右手が痛くなることはほとんどないと言って良いです。 右手のグリップについては、関節等に負担が掛かることはほとんどないからです。 左手についてですが、これは指ごとに解説します。 まずは、親指。親指の付け根、または付け根から5〜10mmほど親指側の指が痛い場合には、握りしめすぎの恐れがあります。皮が剥けるのは通常なことなので問題はありませんが、皮膚の奧が痛い場合には要注意。最悪、ガングリオンが出来る場合があります。その他の部分が痛む場合は、握り方が悪いと言えます。 次に人差し指。通常は人差し指が痛むことはありません。 次に中指。この指は実際には痛むことがないようにしたいのですが、初心者や慣れていない方は薬指側の側面が痛む方が多いようです。原因は、中指と薬指でバチを握ってしまうからです。中指と薬指は常にルーズにしておかなければなりません。 次に薬指。この指が一番の問題の指です。まず、バチがこの指のどこに当たっているかを確認しましょう。 最後に小指。小指は痛くなることはあり得ません。常に薬指とワンセットでコントロールしていきます。 いずれにしても、指が痛いのは正しいグリップを心がけて、バチの軌道も正しくし、フルストロークではなくタップストロークでよいので毎日5分程で構いません。トントンと気長にやって下さい。 毎日、少しずつが理想なので、自宅での練習になると思います。 その際、太鼓がなくてもまくらでも雑誌でも良いので、イスの背もたれにテープなどで固定して軽く叩いて下さい。 また上達しないのはやり方を変えれば、よほどではない限り上達します。 方法を知らないだけです。 機会があれば、僕のワークショップに参加してみて下さい。 かつぎ桶太鼓で答えられないことは、ほとんどないかと思います。 |