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お囃子についても同様で、町内によっても年によっても違います。六つの 山車全部曲が違うわけです。通りばやし、戻りばやし、待ちばやし、練り ばやしなどがあります。初めて通る道は「通りばやし」、同じ道を帰る時 は「戻りばやし」というような具合に演奏曲を変えます。 囃子方の練習は、早い地区では春休み後半からはじめます。
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地区により、永代ばやしといって毎回当番の年に同じ曲目を演奏 するところがあります。この場合、囃方は、その町内の人が担当するよう です。普通囃子方は、趣味などで笛三味線を習った素人が頼まれて乗っ たりします。三国町の人の場合もあれば他町の人のこともあります。
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最近の事情は分かりませんが、以前は囃子方として、小学生の子供達約六人と、笛方が二人から四、五人、三 味線方が約二人乗ります。笛方、三味線方は大抵大人です。